がんばらない英会話

毎日、目についたネタを手当たり次第に。てゆーか、ほぼ闇雲(笑)。
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だろうね。
実際に英語で会話をしてみて最初にぶつかる壁は、案外「相づち」じゃないかという気がします。かくいうぼくも、以前は「uh-huh」と「I see.」と「O.K.」の3つぐらいを必死に使い回してなんとか乗り切っていました(笑)。たとえば、

I got it.(了解)

なんかを自然に言えるようになったのはずいぶんあとのことです。この相づちをきちんと文章にすれば「I got the point.」ということになるのでしょうが、まあ、「I understand.」と同じような意味ですね。相手の言っている内容(ギャグの意味など)がわからないときに「I didn't get it.」と言ったりもします。

ところが、しっかり身についたはずのこんな相づちも、

You got it.

と主語が変わったとたん、一瞬わからなくなってしまいます。もちろん、単純に「You got the point.」と置き換えて、「You are correct.」と同じような意味だと考えてもいい(そういうニュアンも当然あり得る)のですが、だとすればたとえば「24」の次のようなシーンはどう理解したらいいのかわかりません。

どのようなシーンかというと、上司が部下に指示を与えたときのやりとりです。上司から指示を受けたその部下は、

You got it!

と答えたのです。かぎりなく「I got it.」に近い「You got it.」。うーん、わかりにくい(笑)。

結論をいえば、「I understand your point.」とか「I understand what you've just said.」とか、要は「いまあなたが言ったことをわたしは理解しました」という文章の中の「あなた」に力点を置きたい場合、「I got it.」が「You got it.」に変わるのですね。すごく理屈っぽく解説すれば「I understand because you are correct.=あなたの言っていることは正しいので、理解しました」ということです。

似たようなことは、「bet」にも起こります。

I bet.

と相づちを打てば、「だろうね」(普通に肯定している場合と、嫌みや冗談で言っている場合があるのは日本語と同じ)というような意味になります。ところが、同時に

You bet.

という相づちも存在するのです。こちらも相手の言うことを肯定する場合に使います。この違いはひょっとしたら「I got it.」と「You got it.」の違いよりはわかりやすいかもしれません。

「bet」はもともと「賭ける」という意味です。それが転じて「間違いなくそうなると確信している」というような意味にもなりました。なので、「I bet」なら「(間違いなくそうなるから)自分は〜に賭けてもいい」だと思えばいいですし、「You bet」なら「(間違いなくそうなるから)あなたは〜に賭けてもいい」だと思えばいいのです。

たとえば、

- I think Julie is interested in you.(ジュリーはきみに気があると思うよ)
- I bet.(そうだろうね)

というような場合、この「そうだろうね」は「そりゃそうだから、なんならぼくはそれに賭けてもいいよ」という気持ちなわけです。一方、

- Is Julie really interested in you?(ジュリーは本当にきみに気があるの?)
- You bet.(そうだろうね)

という場合、この「そうだろうね」は「そりゃそうだから、きみはそれに賭けてもいいよ」という気持ちだということになります。つまり「ぼく」がそう思っているか、「きみ」にそう思ってもらってもかまわないか、その違いだということです。

と、あえて理屈っぽく書いてきましたが、とはいえたかが「相づち」でしかないので(笑)、あとは自分でいろいろなシチュエーションを想像しながら念仏のように繰り返し唱えて体に覚させるしかないですね。そうすれば「I bet it'll work someday.(そのうちうまくいくでしょう)」。

あ、この場合は「You bet it'll work someday.」でもいけそうですね。
| むっしゅ | 英会話 | 00:20 | comments(4) | trackbacks(0) |
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「あなた」に力点を置きたい場合、「I got it.」が「You got it.」に変わる・・・それは無理があるというかこじつけだと思います。そう考える根拠は何でしょうか?(事実なのか意見なのかがよくわからないです)
| yoppie | 2007/10/17 6:07 PM |
うわ、こんな古い記事にコメントがつくとは思わなかった。しかも書いた内容、全然覚えてないし(笑)。

>yoppie様、先に認めてしまいますが確かにご指摘の部分は問題アリですね(←って、お前だよ)。「結論をいえば」などと書かずに、せめて「〜だと推測できる」くらいに書いておけばよかったのですが。

ひとつだけ「事実」として言えることがあるとすれば、「get」には「understand」とおなじような意味があるということくらいです。(だからこそ「I got it.」が「わかりました」「了解」などの意味になる)

では「You got it.」は? と考えた場合、たとえばココ(http://www.eigoden.co.jp/listening/tsukaeru/TSU20070116.shtml)では「図星です、その通り、そうそれ(ど忘れしたことを相手に言ってもらったとき)」の意味だと説明されています。

また、ココ(http://rickmethod.com/all/onepoint/bn/bn_55.html)では「そのとおりです」「わかりました」の意味だと説明されていて、さらに補足解説として「この表現は状況によって意味が異なります。1つは、相手の質問や確認に対し、『正しいですよ』『そのとおりですよ』と相手が事の状況を正しく理解できていることを伝える時に用います。もう1つの意味は、相手の依頼などに対し、カジュアルに OK という場合に用います。レストランやお店などで使われることがよくあります」とも書かれています。

これらの意味は「You got it.」を素直に「You understood it.」に置き換えてみれば、どれも理解可能ですね。あとは状況に応じてニュアンスを理解したり訳語を選んだりすればいいわけです。

上の記事で引き合いに出している「24」が具体的にどのような場面だったかもはや思い出せないのですが、おそらく上司が正しい指示をだしたからこそ、「あなたは状況を正しく理解している(そのうえで指示を出している)」→「わかりました」(2番目のソースにならえば、「OK」)という答えになったのだろうと思います。

なので、記事中にある「『あなた』に力点を置きたい場合、『I got it.』が『You got it.』が変わる」という記述は、「相手の言っていることに納得できた場合、『あなた』を主語にして『You got it.』と言うこともできる」くらいに改めたいと思います。

ウラもとらず不用意に断定的なことを書かないよう、今後も気をつけます。ご指摘ありがとうございました。
| むっしゅ | 2007/10/18 1:37 AM |
たまたま検索から飛んで来ましたが、
すごく腑に落ちる説明で分かりやすかったです。

相槌って、その根本の意味も正しく理解してないと
気安く使えないというか、心底から相槌を打てない気がしますよね。
| Toriスガリ | 2010/09/04 11:29 AM |
アメリカでは上司との上下関係が日本ほどではないので、
上司に対して You got it. その通り と言ったとは考えられませんか? あなたの指示は私が考えた通りです、と。ドラマなので、粋な会話としてYou got it.を部下に言わせたとか?
| 通りすがり2 | 2013/06/17 5:51 PM |









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