がんばらない英会話

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草なぎ剛、公然わいせつで逮捕。



ホントはほかの記事をすでに用意してたんだけど、急遽変更。

海外でも、案外きちんと報じられちゃってます。



【今日の記事】

「Naked romp shames SMAP boy band star Tsuyoshi Kusanagi and puts media in spin」(男性アイドルグループSMAPのスター草なぎ剛、全裸騒動で恥を晒し、メディアも騒動に)

ソース→http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article6152338.ece



画像は自粛(笑)


===本文===

The Japanese media world has been plunged into chaos by the humiliating arrest of Tsuyoshi Kusanagi ― a member of SMAP, the biggest, best-loved and most successful boy band in Japanese pop history.

→日本のポップス史上最大級の、もっとも愛され、もっとも成功した男性アイドルグループSMAPのメンバーである草なぎ剛の破廉恥な逮捕によって、日本のメディア界は混乱状態に陥った。

【MEMO】plunge into~=〜に急降下する、突っ込む


……チッ、「なぎ」の漢字が出ないぜ。


Famed for his boyish good looks, and a repeated winner of the “Mr Jeans Japan” accolade, Kusanagi was bundled into a police car after a night of naked, sake-fuelled mayhem in a central Tokyo park.

→少年のような美男子として有名で、日本の「ベストジーニスト」として何度も表彰されてきた草なぎは、深夜の都心の公園で全裸で泥酔して騒ぎを起こしたあと、パトカーで連行された。

【MEMO】accolade=表彰式/bundle into~=〜に押し込む/mayhem=騒乱


“What’s wrong with being naked?” the music and television superstar is said to have screamed as the arresting officers dodged his flailing fists and attempted to wrap him in a plastic tarpaulin.

→逮捕しようとした警官が彼が振り回す拳をよけながら彼を防水シートでくるもうとすると、この音楽界およびテレビ界のスーパースターは「裸になってなにが悪い?」と叫んだ。

【MEMO】flail=(乱暴に)腕を振り回す/tarpaulin=防水シート


Such is the 34-year old celebrity’s fame and media profile that his arrest on charges of indecent exposure has already taken on a political dimension. Kunio Hatoyama, the Minister for Internal Affairs and Communications, was reportedly “furious” at the indiscretion and threatened to drop the singer from one of the biggest public information campaigns that the Government has mounted.

→34歳になるこの有名人の名声とメディアでの注目度によって、公然わいせつの容疑での逮捕はすでに政治的な様相まで帯び始めた。総務大臣の鳩山邦夫は今回の軽率な行為に「怒り心頭」で、政府が主導してきた最大の公共広告キャンペーンのひとつからこの歌手を降板させるしかなくなったと報じられた。

【MEMO】indecent exposure=公然わいせつ/take on a ( ) dimension=(  )な様相を帯びる/indiscretion=無分別、軽率/mount=(政治宣伝を)しかける


A noted collector of vintage denims, Mr Kusanagi is understood to have stripped completely and strewn his clothes around the park before sitting cross-legged on the grass and, said neighbours, “whooping noisily”. Having allegedly spent most of the night drinking with two friends in a nearby bar, he was reportedly alone when the police arrived on the scene at about 3am.

→ビンテージジーンズのコレクターとして知られる草なぎ氏は全裸になって公園中に衣服をばらまいたあと芝生のうえにあぐらをかいて座っていたとされ、近隣住民によれば「やかましく叫んでいた」という。その夜のほとんどを近くのバーで知人ふたりと飲酒して過ごしていたとされる彼は、警察が深夜3時ごろ到着したときはひとりだったと報じられている。

【MEMO】strew=ばらまく/whoop=大声で叫ぶ


The bizarre incident ― the star said today that he could not remember why he took his clothes off ― is expected to have huge repercussions and blows a potentially huge hole in the Japanese prime-time television schedules.

→この奇妙な事件(スター本人は今日、なぜ服を脱いだか覚えていないと述べた)は大きな余波を残すと予想され、日本のゴールデンタイムのテレビ番組表に大きな穴を開ける可能性もある。

【MEMO】repercussion=余波、波紋


As by far the most popular boy band, the five members of SMAP are also among the busiest of all Japanese media celebrities ― a class of entertainer that work freakishly long hours and are contractually obliged to perform in any programme or event that their powerful talent agencies dictate.

→断トツの人気を誇る男性グループとして、SMAPの5人のメンバーは日本メディアにおける有名人の誰よりも多忙だった。別格のエンターテナーとして長時間不規則に働き、強力な所属事務所が決定した番組やイベントではかならずパフォーマンスを行なう契約になっていた。

【MEMO】by far=断然、群を抜いて/class=別格/freakishly=気紛れに/contractually=契約により


In common with the other four members of SMAP, Kusanagi appears on a weekly cookery and variety show and five other regular weekly shows. He also makes numerous non-regular weekly appearances across all six terrestrial channels, most of them in prime-time slots. A punishing schedule of studio recording sessions and other promotional work is fitted around that.

→草なぎはSMAPの他の4人のメンバーと共演する毎週料理バラエティ番組のほか、毎週5本のレギュラー番組に出演している。彼はまた毎週地上波の6チャンネルすべてに数多くのゲスト出演をしており、そのほとんどがゴールデンタイムでの放送だ。スタジオでの録音やその他の宣伝活動の過酷なスケジュールは、その合間で行なわれる。

【MEMO】slot=(テレビの)時間帯


As news of the naked arrest swept across Japan’s evening tabloid press, an army of advertisers and television producers were forced to reconsider their use of a “boy next door” figure who has been an absolutely safe bet for nearly two decades.

→全裸での逮捕というニュースが日本の夕刊タブロイド紙面を席巻するにつれ、広告主やTVプロデューサーの一団は”好感度の高いタレント”として20年ちかくも絶対的な安全牌だった彼の起用法を見直さざるを得なくなった。

【MEMO】safe bet=安全策


Both Toyota and Procter & Gamble immediately cancelled advertising campaigns that used Kusanagi, and television channels said that they were considering their position: a complex tussle between the expected public outrage and the solidity of SMAP’s historic effect on viewer ratings.

→トヨタとP&Gがただちに草なぎを起用していた広告をとりやめる一方、各テレビ局は自らのポジションを考慮中であるという。それは予想される一般人からの怒りと、視聴率に歴史的な影響を与えてきたSMAPの安定性のはざまでの大いなる葛藤だ。

【MEMO】tussle=闘争


まあ、一般人は言うほど怒ってないと思いますけどね。ぼくが街ですれ違った女の子2人組は、「草なぎくん、捕まっちゃったねー」と楽しげに話し合ってましたし(笑)


Worse still is the damage it has done to the Government’s expensive public information campaign. Selected as a clean-cut poster-boy in mid-2006, Kusanagi was made the centrepiece of a giant government drive to prepare the public for the impending conversion from terrestrial to digital television broadcasting. In the role as “digital ambassador”, he has appeared on more than 50,000 posters and a million pamphlets and appeared in 128,000 television advertising slots.

→なお悪いことに、今回のことは政府が多額の費用をかけた公共広告キャンペーンにダメージを及ぼしてしまった。2006年半ばに品行方正なイメージキャラクターに選ばれた草なぎは、地上波からデジタル放送への迅速な切り替えを一般人に呼びかける政府の一大活動の中枢を担わさていた。「地デジ大使」の役で、彼はこれまで5万枚を超えるポスターや100万部のパンフレットに顔をだし、テレビ広告にも128000回出演した。

【MEMO】worse still=なお悪いことに/clean-cut=(身なりが)きちんとした、品行方正な/poster boy=看板男、広告塔/impending=差し迫った、迫りくる


Visibly enraged, Mr Hatoyama said: “the act is shameful for a person who is asking the public to shoulder a financial burden of buying new televisions to prepare for the shift”.

→見るからに激怒した鳩山氏はこう述べた。「今回のことは、移行に備えて新たなテレビを買うようひとびとに財政負担を求める人物として恥ずべき行為だ」

【MEMO】enrage=激怒させる


The effect of the arrest has already been felt in South Korea, where Kusanagi’s fluent Korean has earned him thousands of loyal, passionate fans. News of the arrest was the top item on at least two Korean television news programmes this afternoon.

→今回の逮捕の影響はすでに、韓国語を流暢に話す草なぎが忠実で情熱的な何千ものファンを得た韓国にも及んでいる。逮捕のニュースは今夜、すくなくともふたつのTVニュース番組でトップニュースになった。

===本文おわり===


個人的には、誰かに裸を見せつけるわけでもなくひとりで勝手に裸になっているだけでも「公然わいせつ」になるのかとすこし驚きました。

タイガースが優勝したときに全裸で道頓堀に飛び込んだ学生のほうが、よっぽど公然わいせつだと思うんだけど(笑)

まあ、今回の件は芸能人で損した面もあるとは思いますが、草?くんには裸一貫で出直してもらうことにしましょう(←うまくない)



| むっしゅ | 英会話 | 13:34 | comments(7) | trackbacks(104) |
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むっしゅさん、今回も解説ありがとうございました。


まずは本エントリーの話題から。

テリー・ギリアムのカルト的な佳作『フィッシャー・キング』に、夜のセントラル・パークでロビン・ウィリアムズがスッポンポンで騒ぐシーンがありましたが、この事件を知った時、この映画に影響されてやったのでは?と勘ぐってしまったのですが、見当でした。

“What’s wrong with being naked?” →「裸になってなにが悪い?」
うん。これは私でも訳せそうです(笑)。



> あとはしずまさんのお好きな訳でいいんじゃないでしょうか。

いえ、将来商標登録(?)されるかと思われるむっしゅさんの「私刑ヒーローもの」をありがたく頂戴いたします!!


> 「自警団」は納得いかない!(しつこいですが)

え〜とっ(汗)、
本日見て来た『グラトリ』の劇場パンフのある一文にも「自警団的正義」と形容されてました(笑)。
察するに、関東大震災や第二次大戦などを経験された人たちとか、ある年齢の方々に定着してるのでしょうかね。



> イーストウッドが”初稿を変えたこと”を詫びているのではなくて、”初稿を変える必要がなかったこと”をピープルズに対して認めているシーンです。

ああぁぁ、ファンとしてはかなり痛い誤訳でございました〜(泣)。
・・・ですよね、だからこそのオスカー受賞だったわけで。
草〇クン同様、自覚が足りません!!



と反省しつつ、引き続き2ページ目もよろしく御願いします!!
| しずま | 2009/04/26 3:07 AM |

2ページ目:リンク
www.nytimes.com/2008/12/14/movies/14head.html?pagewanted=2&_r=1&sq=The%20veteran%20power%20of%20Clint%20Eastwood&st=nyt&scp=1


・第1パラグラフ

中段「the sheer force of its incorrectness」

「間違ったことに対する強制力」なのか、間違った暴力なのか・・・。


最後のニック・シェンクのコメント:「"he didn't hold back."」

以降のパラグラフから差別的なセリフについての話題ですね。
「hold back」に「ためらう」という意味があったので、
「彼はためらわなかった」としましたが。


・続く第2パラグラフ

最初のニック・シェンクのコメント:"It was left really raw,"

改訂されないセリフが「本当に下品のままだった」という意味でしょうか。


後半のブライアン・グレイザーのコメントがピンと来ません。

Brian Grazer, a producer of “Changeling,” sees this kind of directness as a strength. “What most interested me about Clint Eastwood as a director is the honesty and intensity he injects into the movies that he directs,” he said. “He is so confident as a director that he will allow the sometimes ugliness of life to live inside the scenes of his movies.”

『チェンジリング』のプロデューサーであるブライアン・グレイザーは、この種の単刀直入さが強みであるとみなしている。
「監督クリント・イーストウッドについて私が最も興味を持ったことは、監督する作品に彼が注ぎ込む 誠実さや熱心さだ」と、彼は語った。
「彼は、自分の映画のシーンの中に生きることで、時として見える人生の醜さを認めようとする監督として、非常に自信に満ちている。


・第4パラグラフ

訳はすんなり行ったのですが内容的に?
後半部は、主人公の差別用語がスパイク氏との論争を利用して話題作りを目論んだハリウッド関係者を困らせるってのは、レイティングの関係ですか??

(続きます)
| しずま | 2009/04/26 3:08 AM |


・第5パラグラフ

"A lot of people are bored of all the political correctness," he said. "You're showing a guy from a different generation. Show the way he talks. The country has come a long way in race relations, but the pendulum swings so far back. Everyone wants to be so" - here he paused and narrowed his eyes - "sensitive."

「多くの人々がすべてのポリティカル・コレクトネス(差別用語の禁止/放送禁止用語)のすべてにうんざりしてるんだ」と、彼は語った。
「異なった世代の男に見せているんだ。彼の話し方をね。 この国は人種関係において長い道のりを歩いてきたが、世論の動きはこれまでのところ後退してるね。 誰もがそうなりたがっているんだ。-- ここで彼は言葉を止めて目を細めた -- 神経質にね。

中間部「You're showing a guy from a different generation. Show the way he talks.」が簡単な訳そうで不明。



・第7パラグラフ:冒頭

But if Mr. Eastwood shoulders some blame for every “Rambo” and “Die Hard” that followed, he should be given credit for looking at a more complicated transaction in the films he directs, one where people’s actions are at odds with their beliefs.

しかし、イーストウッドが、その後の『ランボー』や『ダイ・ハード』シリーズのために、何らかの非難を全部引き受けるとするなら、彼が監督する作品における、より複雑な取引を観ることで彼は称賛されるべきである
そこでの人々の行動は自分の信念と対立しているのである。

ダメダメです・・・。

・第8パラグラフ

・To Eastwood being able to play 78 is just one of the benefits of a long career. "It's ridiculous when you won't play your own age," he said. "You know when you're young and you see a play in high school, and the guys all have gray in their hair and they're trying to be old men and they have no idea what that's like? It's just that stupid the other way around."


イーストウッドにとって、78歳の役を演じることができるのは、長いキャリアの利点の1つである。
「自身の年齢と相応の役を演じないなんて馬鹿げているよ」と、彼は語った。
「ほら、若い頃高校で芝居を観ると、男たちみんなが自分の髪を白くして老人になろうとしているだろ。彼らはそれがどのように見えるかなんて全く気付いていないんだ。そういうことの反対で間抜けだってことさ」

だいたい要旨はわかりますが、最後の部分は、
相応の役を演じないのは、「高校の芝居でやってることの逆で間抜け」なのか、単純に「年齢と反対の役を演じるのは間抜け」なのか迷いました。



というわけで、本日は以上です。
よろしく御願いします!!
| しずま | 2009/04/26 3:09 AM |
しずまさま、回答遅れてすみません!

ところで、『グラン・トリノ』観てきました! おかげで、記事の翻訳も意味がわかりやすくなりました(笑)

なので、早速ご回答を!……と行きたいことろですが、今回『グラン・トリノ』を観たおかげで、これまでの回答の中にふたつほど自分の間違いがあることに気がつきました。

というわけで、まずはそちらから。

ひとつめは、しずまさんのサイトにすでにアップされている『グラン・トリノ』関連記事(「タイム」誌・その2)の第3パラグラフの次の部分↓


彼はタオにこう言うのだ「朝鮮はお前たちのような背の低い奴らを隠し持ってたよ。サンドバッグがわりにな」。(※ちなみに、「朝鮮は」「朝鮮では」の間違いです)


これはウォルトの差別発言のひとつで、朝鮮人を「sandbag(サンドバッグ)」がわりにした……という意味だと解釈したのですが、映画の戸田奈津子訳では「朝鮮人を袋に詰めて弾よけに使った」となっていました。

つまり、「sandbag」は「サンドバッグ」ではなく「土嚢」だという解釈ですね。

記事中では”タオに対して言った”と書かれていましたが、映画を観ると復讐をほのめかすモン族のギャングたちに向かってそう言っていることがわかりました。だとすると戸田訳の方が自然ですし、しずまさんの当初の理解で正しかったわけです……すみません(汗)

というわけで、「朝鮮ではお前たちのような背の低い奴らを隠し持ってたよ。サンドバッグがわりにな」を「朝鮮ではお前たちのような背の低い奴らを袋に詰めてやったよ。弾よけに使うためにな」に訂正させてください。


ちなみに誤訳ではないのですが、この直前のパラグラフの最後の一文「一家の長老が言うように、彼は”心が穏やかではない”からだ。」の部分は、映画では”心に安らぎがない”という翻訳になっていました。

映画の後半でも再び出てくる言葉なので、日本語字幕とおなじく”安らぎがない”としておいた方が読む人にとっては親切かな、と思いました。


それからもうひとつ(と言いつつ、どの記事のどの部分だったか見つけられなかったのですが)、ウォルトがかつて働いていた「construction」現場の仕事をタオに紹介するというくだりがありました。

映画を未見の段階では、この「construction」は事前の情報からフォードの「組み立て工場」のことでしょう……と回答した記憶があるのですが、映画を観たら……フツーに建築現場じゃねーか!!(笑)

こればっかりは、映画を観ないとわかりませんでした。

ただ、どの記事だったかなあ……(見つけられずすみません)


(つづく)
| むっしゅ | 2009/05/03 11:50 PM |
(つづき)


では、ここからが前回のご質問に対する回答です。


その1。

What “Gran Torino” does share with the “Dirty Harry” movies is the sheer force of its incorrectness.

→『グラン・トリノ』が持つ『ダーティ・ハリー』シリーズとの共通点は、間違ったことについての徹底的な描写にある。


確かに「by sheer force」などと書かれている場合、「強制的に」「暴力で」等の意味になったりすることもありますが、いまの文中における「the sheer force of its incorrectness」は”間違ったこと”(=ウォルトの人種差別的態度)を「純然たる力」で描写していることを指しているので、「徹底的な描写」と意訳してみました。

そしてだからこそ、ウォルトの人種差別的な台詞を「hold back(手加減する)」ことなく徹底して書き込んだシュネックの脚本を、プロデューサーがホメているわけです。

なので、つづく次の文章もたとえば次のように訳すのはどうでしょうか?

Robert Lorenz, Eastwood’s frequent producing partner, said that what he appreciated about Mr. Schenk’s dialogue was that “he didn’t hold back.”

→イーストウッドとたびたび組んでいるプロデューサーのロバート・ロレンツは、シェンク氏が書いた台詞に「手加減がなかった」ことを評価していると述べた。


ちなみにこれはロレンツ氏の発言で、シェンク氏のコメントではありません。従って、つぎの質問にあるコメントもロレンツ氏のものです。


“It was left really raw,” he said. “It sounded like those people you know, or your uncle saying something really bad at a wedding.”

→「ありのままに書かれていた」と彼は言う。「知っている誰かか、もしくは自分のおじさんが結婚式で実際に言う悪口のように聞こえた」


文頭の「raw」は「手加減のない差別発言」を受けて書かれているので、「ありのまま」と訳してみました。


その次のブライアン・グレイザーのコメントは、おおよそ以下のように訳してみました。

Brian Grazer, a producer of “Changeling,” sees this kind of directness as a strength. “What most interested me about Clint Eastwood as a director is the honesty and intensity he injects into the movies that he directs,” he said. “He is so confident as a director that he will allow the sometimes ugliness of life to live inside the scenes of his movies.”

→『チェンジリング』のプロデューサーであるブライアン・グレイザーは、そうした率直さが力になっていると見ている。「監督としてのクリント・イーストウッドについて私がもっとも興味を引かれたのは、彼が監督作品に注ぎ込む正直さと強烈さだ」と彼は言う。「彼は監督としてとても自身に溢れていて、人生に垣間見える醜さを映画の各場面に存在させることを厭わないんだ」


最後の一文は「so~that」構文なので、上のように手前から訳すといいと思います。

(つづく)
| むっしゅ | 2009/05/03 11:56 PM |
(つづき)

つぎです。

For Mr. Eastwood the raw language is central to Walt’s story. “If he comes in and just befriends these people and doesn’t have any hurdles ― any personal hurdles to overcome ― that doesn’t make for a very interesting character,” he said. But Mr. Eastwood, who last spring had a verbal run-in with Spike Lee over the lack of black soldiers in the Eastwood film “Flags of Our Fathers,” also confesses to some sympathy for Walt’s choice of words in a way sure to irk the Hollywood types who have finally embraced him despite his libertarian politics.

→イーストウッド氏は、差別発言がウォルトの物語の中心をなすと考えている。「彼が現れるなりその場にいる人達とすぐに仲良くなって、そこになんの困難も……克服すべき個人的な困難すら……感じないようなら、本当に興味深いキャラクターにはなり得ない」と彼は言う。しかし、イーストウッド作品『父親たちの星条旗』における黒人兵士の不在についてスパイク・リーと昨春口論になったこともあるイーストウッドはまた、その自由主義的な政治信条をよそにウォルトの言葉遣いをある程度肯定していることを認めているが、それは間違いなく彼を信奉するに至ったハリウッド関係者らを怒らせることでもある。


この部分をしずまさんがどのように訳したのかはわかりませんが、ここでスパイク・リーを引き合いに出しているのは「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)」との兼ね合いからで、”話題づくりのための論争”云々についての言及はありません。

自由主義が信条のはずの(いまや尊敬を集める)イーストウッドが、スパイク・リーから「ポリティカル・コレクトネス」の観点から突っ込まれたり、またウォルトの言葉遣いを肯定したりするのは彼らしくない……というのが、ここでの文脈です。

で、この文脈はつぎのパラグラフにもつづいているので、つづけて訳してみます。

"A lot of people are bored of all the political correctness," he said. "You're showing a guy from a different generation. Show the way he talks. The country has come a long way in race relations, but the pendulum swings so far back. Everyone wants to be so" - here he paused and narrowed his eyes - "sensitive."

→「多くのひとがそうしたポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)に飽きているよ」と彼は言う。「古い世代の男を描いてるんだ。彼の喋り方も含めてね。この国は人種関係について長い歴史があるけど、状況はかなり悪い方に振れているね。誰もがそうなりたいみたいだ(彼はここで一息置き、目を細めた)神経質に」


文脈上、「political correctness」は単に「差別語禁止」「放送禁止語」だけでなく、(スパイク・リーの指摘にある「黒人の歴史への正しい評価」等も含む)もっと広義の「政治的正しさ」のことのはずなので、カッコのなかはそうしておきました。


>中間部「You're showing a guy from a different generation. Show the way he talks.」が簡単な訳そうで不明。


ここでは、イーストウッドが自分のことを「you」を主語にして客観的に語っています。("自分は古い世代の男を描いているし、その喋り方を再現している"くらいのニュアンスです)

(つづく)
| むっしゅ | 2009/05/03 11:57 PM |
(つづき)

つぎです。

But if Mr. Eastwood shoulders some blame for every “Rambo” and “Die Hard” that followed, he should be given credit for looking at a more complicated transaction in the films he directs, one where people’s actions are at odds with their beliefs.

→しかし、もしイーストウッド氏がその後に現れた『ランボー』や『ダイ・ハード』といったたぐいの作品に対する責任を取らされるくらいなら、彼がその監督作においてより複雑な葛藤に目を向けていることへの評価があるべきだ。それは、信念と行動と矛盾してしまうひとびとの葛藤だ。


要は、キャラハンのキャラクターがランボーやマクレーンのような単純なヒーロー像に受け継がれている面もあるが、イーストウッドはより複雑なヒーロー像を生み出してきたはずだ……というニュアンスの文章ですね。

ここでは文章の意味をわかりやすくするために、「transaction」を「葛藤」と意訳してみました。


つぎいきます。

To Eastwood being able to play 78 is just one of the benefits of a long career. "It's ridiculous when you won't play your own age," he said. "You know when you're young and you see a play in high school, and the guys all have gray in their hair and they're trying to be old men and they have no idea what that's like? It's just that stupid the other way around."

→イーストウッドにとって、78歳の役を演じられることはキャリアを長くつづけることの利点のひとつに過ぎない。「自分とおなじ年齢の役を演じないなんて馬鹿げているよ」と彼は言う。「誰でも若いときに、高校の芝居で若者がみな白髪のかつらで老人に見せようとしているのを見たことがあるはずだけど、彼らは自分がどう見えてるかわかっちゃいないだろ? それと逆のことをするのも、おなじくらい間抜けってことだよ」


最後の一文は「年相応の役を演じないのは、不相応の役を演じるのと同じくらい間抜けだ」という意味ですね。


とりあえず以上です!
| むっしゅ | 2009/05/03 11:58 PM |









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