がんばらない英会話

毎日、目についたネタを手当たり次第に。てゆーか、ほぼ闇雲(笑)。
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To bee, or not to bee.



昨日にひきつづき、カンヌネタを。


今日の記事は、「Seinfeld creates Cannes buzz for bee movie(サインフェルドがハチの映画の宣伝で、カンヌを飛び回る)」というもの。(http://mdn.mainichi-msn.co.jp/entertainment/news/20070518p2a00m0et005000c.html)

すこし前にハチの集団失踪についてのネタをとりあげたし、ちょうどいいかなと。(←関係ないって)

ちなみに、いまの見出しはあまりうまく訳せてません。

「buzz」は「騒ぎ」を意味する一方で、ハチを含む虫のブーンという「羽音」の意味も持つからです。

上の見出しはその両方をひっかけているわけですが、いい日本語が見つからずとりあえず「飛び回る」としておきました。


ではどうぞ。


Forget the standard tuxedo. Comedian Jerry Seinfeld made his big Cannes appearance wearing a fuzzy bumblebee suit and black tights.

→ありがちなタキシードはもういらない。コメディアンのジェリー・サインフェルドは、ふわふわのクマバチスーツに蝶ネクタイの姿でカンヌに堂々と登場した。

【MEMO】fuzzy=けばだった、ふわふわの/bumblebee=クマバチ


"You know, one thing I hate is any kind of movie promotion that smacks of desperation in any way," Seinfeld said, before jumping from the roof of an eight-story luxury hotel, arms and legs flailing, and whizzing down to the beach on a cord.

→「ほら、なんだか必死になっているような映画の宣伝活動というのがとにかく嫌いなんだよ」とサインフェルドは語り、そのあと8階建ての豪華なホテルの屋上から手足をばたつかせて飛び立つと、ワイヤに吊るされてビーチにヒューッと降り立った。

【MEMO】smack of~=〜の気がある、〜の感じがする/flail=手足を振り回す、ばたつかせる/whizz=ひゅーっと飛ぶ(鳴る)


その瞬間が上の写真。笑えます。


いまのサインフェルドのコメントにある「one thing I hate is・・・(ぼくが嫌いなのは・・・)」という言い方は、日常生活でいろいろと応用できそう。


そのあとの「smack」は単体だとなにかを「叩く」「ピシャリと打つ」意味ですが、「smack of~」という形になると、なにかの「臭いを感じる」とか、ある「傾向・気質を感じる」とかいう場合に使われる言葉になります。

たとえば「The whole thing smacks of cover-up.(隠蔽の臭いがする)」とか、「His attitude smacks of unfairness.(彼の態度は不公平な気がする)」とか、そんな使い方です。


Seinfeld's "Bee Movie" is the latest DreamWorks Animation film to dramatize the secret life of a pesky insect, after "Antモ.

→サインフェドの「Bee Movie」は、「アンツ」につづいてあまり好かれない昆虫の隠された生活をドラマ化した、ドリームワークスのアニメ最新作だ。

【MEMO】pesky=煩わしい、厄介な


It doesn't open until November, but Seinfeld was in Cannes on Thursday showing half an hour of highlights.

→公開はまだ先の10月だが、サインフェルドは木曜日カンヌに現れ、30分間に渡って場を盛り上げた。


He has spent the past four years developing the film, writing the script and giving voice to its leading role.

→彼はこの映画をつくりあげるのに、脚本を書き、主役の声を演じるなどして、これまで4年間を費やしてきた。


His character, Barry B. Benson, is an ambitious young bee who dreams of life beyond the hive.

→彼が演じるBarry B. Bensonは、巣の外の世界に憧れる野心家の若いハチだ。


After discovering that humans have stolen honey from bees through the ages, he takes the human race to court to try to right the injustice.

→人間が大昔から蜂蜜を盗んできたことを知った彼は、この不正をただすべく人類を相手に裁判を起こす。

【MEMO】through the ages=大昔から/take to court=裁判ざたにする


Other voices include Chris Rock as a mosquito trying to avoid being squished on a truck window; Renee Zellweger as a human florist who inspires a cross-species crush in Benson; and Matthew Broderick as his best friend.

→その他の声優陣には、トラックの窓に激突することを怖れている蚊を演じたクリス・ロックや、Bensonに種を超えた恋心を抱かせる花屋の人間を演じたレニー・ゼルウィガー、親友役のマシュー・ブロデリックがいる。

【MEMO】crush=恋心、片思い


Simon J. Smith and Steve Hickner directed.

→監督はサイモン・J・スミスとスティーブ・ヒックナーだ。


Before the stunt, Seinfeld worked the mike at a Cannes theater where he screened the rough footage. The press corps tried to engage him in a little standup comedy.

→今回のスタントを行う前、サインフェルドはカンヌ劇場でマイクの前に立ち、編集の一部を披露した。記者団はなんとか彼にネタをやってもらおうとけしかけた。

【MEMO】press corps=記者団


いまの「work the mike」は用例が見つけられなかったので、どうやらあまり一般的な言い方ではなさそうです。

そのまま訳せば「マイクを働かせた」。

おそらく、「マイクを入れた」とか「マイクを使った」くらいの意味でしょう。


そのあとの「corps」は「死体」じゃありません。

「死体」は「corpse」。

発音も「コープス」ではなくて「コー」。

ぼくの英英辞典には丁寧に「Do not confuse with corpse (=dead body) which has a different pronunciation.(違う発音を持つcorpse(死体)と混同しないよう注意)」とわざわざ描かれています。

もとは「部隊」とか「兵団」を意味するフランス語とのことなので、まさにフランスの「記者団」を表現するのにはうってつけの言葉だとも言えます。


"I would like to know if 'to bee or not to bee' is the theme of the movie," one reporter asked.

→「『ハチであるべきか、ハチでないべきか』というのがこの映画のテーマだったのでしょうか?」と記者のひとりが質問した。


うひょー、いきなりダジャレかよ(笑)

いうまでもなく、元ネタは「ハムレット」の「To be, or not to be.(生きるべきか、死ぬべきか)」です。


"That's a joke we also tried," Seinfeld quipped.

→「そのジョークはぼくたちも使おうとしたよ」とサインフェルドは切り返した。

【MEMO】quip=当意即妙に答える、ジョークで切り返す


Another journalist ventured: "Will be there be a 'Cee' and a 'Dee Movie?"'

→別の記者はさらに踏み込んだ。「『Cee』や『Dee』の映画も作る予定ですか?」

【MEMO】venture=思い切ってする


また、ダジャレ(泣)

そんなんで大丈夫か、press corpsたちよ。


Seinfeld gestured to Rock and suggested: "Why don't we handle the humor aspect?"

→サインフェルドはロックに耳打ちする感じで、こう囁いた。「こういうユーモアを言うのは俺たちの役目じゃないのか?」

【MEMO】gesture to~=〜に身ぶりで話す


Rock, who played Marty the zebra in "Madagascar," said "Bee Movie" was different from most other DreamWorks creations because the humor is all Seinfeld's.

→「マダガスカル」でキリンのMartyを演じたことのあるロックは、作中のユーモアをすべてサインフェルドが生み出した点で、「Bee Movie」が他のドリームワークス作品とは違うものになっていると述べた。


"This one has a singular vision, that's what I really like about it," Rock said.

→「この映画が持つビジョンはひとつしかない。そこがすごく気に入ったよ」とロックは言う。


"Most animated movies are made by committee, and the comedy is scattered. They're great, but this one feels like a handmade suit."

→「ほとんどのアニメ映画は集団でつくりあげるから、全体がコメディだらけになってしまう。それはそれで好きなんだけど、(それに比べると)この映画は仕立てのいいスーツみたいに感じられるよ」


Jeffrey Katzenberg, chief executive of DreamWorks Animation SKG Inc., said that watching Seinfeld's "creative process is amazing, something akin to seeing a world class athlete up close and personal."

→ドリームワークス・アニメーションSKGの社長ジェフリー・カッツェンバーグは、サインフェルドの「創作過程は素晴らしく、世界的なアスリートと間近に、個人的に接したときと同じような感じがした」と語る。


"My belief in the film and confidence is that Jerry is actually going to bring animation to a whole new audience of people who may have not thought of these as for them, and at the same time it will continue to work as a family film," he said.

→「この映画の成功を信じ、また自信があるのは、これまでこういったアニメ映画を自分向きだと感じていなかった観客に対して披露してくれるのがジェリーだという事実があるのと、同時にこれが家族映画としてもよくできているからだ」と彼は語る。


In one hilarious courtroom scene, Benson berates Sting (voiced by the singer) for stealing his moniker from the bee community.

→このアニメの楽しいシーンのひとつに、ハチの世界からあだ名を奪ったといってBensonが歌手のスティング(本人が声を演じている)を叱る場面がある。

【MEMO】berate=叱る/moniker=あだ名、呼称


はい、ある意味、またダジャレ。

「sting」はいうまでもなく「毒針」とか「刺す」とかいう意味ですね。


でも、どうして歌手のスティングはこういう芸名になったんだろうと思ってちょっと調べてみました。(http://www.tsutaya.co.jp/item/artist/view_a.zhtml?artid=A003073)

いわく、

『STINGは、学生時代のバンドのステージで黒と黄色のストライプのシャツを着ていたことに由来。』

だそうです。

そのまんま(泣)


He narrowly escapes death at the hands of humans who swat at him with magazines -- he proclaims hefty Italian Vogue to be especially perilous.

→彼は雑誌で叩き殺そうとした人間から辛うじて逃れるが、イタリアの雑誌ボーグが特に重くて危険だと主張してみせる。

【MEMO】narrowly=辛うじて、間一髪/at the hands of~=〜のせいで、〜が元凶で/swat at=(虫を)叩いて殺す/proclaim=はっきりとさせる、声高に言う/hefty=重量のある/perilous=危険な


Seinfeld said the idea for "Bee Movie" popped randomly into his head one day as he was eating candy.

→サインフェルドはある日キャンディを食べているときに、「Bee Movie」のアイディアがつぎつぎと降って湧いたという。


The next day, he was invited to eat dinner with Steven Spielberg.

→その翌日、彼はスティーブン・スピルバーグからディナーに招かれた。


"For a Jewish boy growing up on Long Island, to have dinner with Steven Spielberg is like being bar mitzvahed twice," Seinfeld said.

→「ロングアイランドで育ったユダヤ人の少年にとって、スティーブン・スピルバーグとディナーをともにするなんて、バル・ミツバーを2度経験するようなもんだよ」とサインフェルドは言う。

【MEMO】bar mitzvah=バル・ミツバー(ユダヤ教における成人の儀)


The comedian claims he pitched the "Bee Movie" idea during an awkward lull in the conversation.

→このコメディアンは、会話がぎこちなく途切れてしまったときに、「Bee Movie」のアイディアを投げてみたという。

【MEMO】lull=小休止


「lull」は「一時的にやむこと」を意味します。

動詞になると、赤ん坊を「寝かしつける」という意味です。

つまり、名詞の「lull」は赤ん坊が一時的に寝入ったイメージから来ているわけですね。

あ、「子守り唄」の「lullaby」も語源がおなじなんだといま気づいた。


"I just wanted to get through the dinner and say I had dinner with Steven Spielberg, and he gets excited," Seinfeld said. "And that's how this happened."

→「とにかくそのディナーをうまく切り抜けたかったし、とにかくスティーブン・スピルバーグとディナーをともにし、そして彼は喜んでくれた」とサインフェルドは言う。「そうやってこの映画が始まったのさ」


つまり、「スピルバーグと夕食」=「映画1本獲得」って図式なわけですね。

やっぱスゲーな、スピやん(笑)


いまのサインフェルドの最初の台詞にある「say」は、その前の「I just wanted to」にかかっているととれなくもないんですが、文章全体を音読してみると、どうも単に言葉を継ぐときの意味の無い「say」に思えたので、そんな感じで訳してみました。


ちなみに何年か前、ロスにあるスピルバーグ邸を(勝手に)見に行ったことがあります。

トム・クルーズ邸の目と鼻の先でした。

だからなんだという話ですが、いちおう書いてみました(笑)
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